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ICO卒業生・福田 素裕さんが語る“ICO短期合格法・実践編”

ICO通学・通信経験者は、ICOをどのように活用して合格したのか?

2014年4月

福田さん

福田 素裕 様 監査法人トーマツ勤務、マネージャー職。

 

福田さんはお仕事をしながら1年間ICO教室生として受講後、福岡への転勤により引き続き通信生として受講し、試験を突破されました。 責任感が強くストイックな印象の一方、義理堅く年賀状を合格後も毎年くださり、スタッフ一同の年始の楽しみとなっています。現在はご結婚され、ご理解ある奥様とふたりのお嬢様との4人家族とのこと。

監査業務でお忙しい中、ICOライセンススクールにて私どものインタビューにお答えいただきました。

 

 

――本日はお忙しいところご来校頂きありがとうございます。決算後の時期ですので一年で一番お忙しい時期ではないですか?

お気遣いありがとうございます。確かにそうですが、社内にてマネージャーの立場にありますので部下が仕事を上げてきて私にとっての繁忙期は来週になります。

 

現在、監査法人は人員不足⇒公認会計士試験挑戦には最適時期

 

監査法人は今絶対的に人不足です。数年前に大規模なリストラをしたことと、公認会計士資格を持っている人材を欲しがる企業が多いので人が残っていないのです。短答合格者も一部で採用しているぐらいですから就職氷河期ということは全くないですね。

井ノ川先生のお役に立てるのでしたらと参りましたので気にしないでください。

 

――ありがとうございます。現在福田さんは監査法人にお勤めです。今働いているお姿は、合格前に思い描いていた姿ですか?

ここまでは具体的には思い描いていませんでした。当時は公認会計士試験がゴールであって、会計士になってこういう仕事がしたいとは考えていなかったですね。

 

――では、公認会計士の仕事内容をそこまで詳しく把握してはいなかったのですか?

そこまでではなかったです。

なった後の姿を想像するより、いかにして合格しようかということに必死でした。

 

――そうですよね。なった後のことよりも、受験生が知りたいのは「合格のためにしたこと」ですよね。ですので、本日はそのことを中心にお話を伺えたらと思います。

 

今の生活を維持しながら挑戦できる道は公認会計士しかない!

 

――福田さんは前職で素晴らしい経歴をお持ちです。国立大学ご卒業という誇らしい学歴もあります。普通は、そのような経歴があれば満足します。それなのに、それでは満ち足りず、仕事も毎日ある中勉強し続けていらっしゃいました。合格するには、強い信念がないと合格できません。目指すきっかけは何だったのでしょうか。まず、前職についてからお聞かせください。

私は公務員として勤めておりました。就職当初は、その特性に惹かれて就職を決めましたが、実際に現場で働き始めたら違和感を感じ始めました。「仕事のクオリティで人の成長の速度は変わってくる」というのが僕の考えです。だったら別の道もあるのではないか、そう自問自答し続けた結果、他の道を探そうと思いました。

僕にとってのクオリティの高さを求めると、候補には3つの道がありました。医師の道、この道では大学医学部卒業が必須ですし、弁護士、この道は法科大学院に2年間いかなければいけない。今の生活を維持しながら挑戦できる道は公認会計士しかない、公認会計士を目指そうと決めました。

 

 

――しかし大学は法学部ご卒業です。一般的に数字に弱いなど想像してしまいますが抵抗はなかったですか?

むしろ国語が苦手でした。数学は好きでしたので不安はありませんでした。

 

他の専門学校に変えようなんて考えたこともなかった

 

――体験記によると、ICOから他の専門学校に変えようだなんて一度も考えたことがなかった、と書いてくださっています。そこまで思うようになったのにはどのような経緯があったのでしょうか?何故ICOにいらしたのですか?

会計士を目指そうと決め、始めはまず、専門学校選びからでした。某☆専門学校や某★専門学校に行って話を聞いて相談しました。すると、どちらの学校も「働きながらの会計士合格は100%無理です」「大変難しいので、まず1年かけて日商簿記1級の学習をされたらいかがですか」とのことでした。

そんな中、ICOのHPを読んで、井ノ川先生のその熱意が素晴らしく、またこれまでの専門学校選びでの失敗を全て解決してくれると感じました。気にはなってはいて、会計士を目指すならICOだなと思っていました。でもやれる自信はまだなかった。会計士講座となると金額もかかることですので、順にステップアップしていくとして、まずは日商簿記1級講座を某★専門学校にて受講しました。某★専門学校に決めた理由は、他校と比べて金額が大幅に安かったからです。

(※ICOでは、当時日商一級講座は開校しておりませんでした。)

 

――内容はいかがでしたか?

…4・5回聞いたところで、これはダメだなと思いました。テキストに書いてあることと、授業で講師が話していることがまるで違うからです。ここでこのまま続ければ払ったお金より時間のほうが勿体ない、効率悪いなと思いました。そして、日商簿記1級を取ったところで僕にとっては何にもならないとも考えました。

 

――そして?

これまで僕は公務員受験の時にも予備校選びで失敗をしました。友人が行くからと選んだ学校でしたが、テキストがまるで使い物にならなかったのでほとんど自力で学習した経験があります。 当時日商1級でも同じ状況に陥っていました。

ICOは、働きながらでも公認会計士に合格できる、と背中を押してくれた。最速合格もうたってくれていた。過去の失敗談より得た教訓である、テキスト執筆者と講義をする講師が同一という条件もクリアしていました。井ノ川先生ご自身が公認会計士のため公認会計士試験に精通し、且つ熱意に溢れている。ICOライセンススクールしかないと思い入学を決めました。

 

福田さん――ICOは個人経営スクールなだけに不安はなかったですか?

むしろそこが良かったです。これも過去の経験則からです。

 

――入ってみてからの印象はいかがでしたか?

講師の先生の質が今までの専門学校とは全く違いました。

個人経営で、井ノ川先生がこだわっていることが随所に見られました。レジュメも自分で見易く工夫する必要もない。質問もメールでよく出張先から送っていました。

特に良かったのは、井ノ川先生が講義の中で論点の話だけでなく精神論もお話しくださっていた点です。 論点はテキストに書いてあるので究極自分でもできる。最後の追い込み時期は、むしろその精神論にとても救われました。ICOにしていなかったら今の自分はないと思います。

 

勉強を始めるにあたり、「自分を知る」ことはとても重要

 

――お仕事をしながらの勉強はさぞ大変で工夫されたことと思います。
勉強を始められて、いかがでしたか?

1年目が一番大変でした。辛かった。会計士受験と大学受験は全く違うものです。

当初は、大学受験方式の「一問一答」形式で学習していました。しかし、それでは時間ばかりかかり、量がついていけないことに後々気づいたのですが…。

 

――スケジュールの立て方はどのようになさいましたか。

2週間分を立てていました。それをひたすらこなしました。

 

――福田さんの勉強方法は他の通信受講生も取り入れられると思いますか?

仕事をしている方でしたら。むしろ、働いている方はこれくらいしないと合格できないと言った方が正しいかも知れません。

井ノ川先生もおっしゃっていますが、身体のリズムを作ることはとても重要なことです。

これは受講生皆さんが取り入れるべきことです。その上で、ご自身の生活ペースに合わせた学習計画を立てるべきだと思います。

 

――すると、受験生時代の福田さんは勉強だけの生活でしたね。

そうです。テレビはいつしか見なくなり、飲み会は行きませんでした。でも、お酒は大好きですよ。ただし、職場には受験は黙っていましたので、歓送迎会だけは一次会だけ行きました。

 

――我慢の生活は辛くなかったですか?

友達はもちろん失いました、付き合いがなくなりましたから。でも、仕方ないな、俺の人生だし、と思っていました。

 

――先ほどの「身体のリズムを作る」とはどのようなことでしょうか?

まずは「自分を知る」ことです。これは受験一年目のポイントでした。

 

――自分を知る、とは具体的にはどのようなことですか?

例えば、もともと私は日中仕事をしていたので、夜に勉強をする「夜型」だったのですが、仕事が終わった後に勉強をしようとしても全く頭に入ってこない。勉強した時間が無駄になるわけです。

ですから、朝は苦手だけれども朝型にしました。目覚ましが鳴ってもすぐには起きられないので、15分ほど布団で過ごし、起床後はコーヒーを入れて机に向かい一口飲む。そこでスイッチが入り勉強スタートでした。あとは、お風呂に入ってしまうと眠くなってしまうので寝る前にはいりました。

食事も、満腹になると眠くなってしまうので腹七分目位で敢えて留めました。

 

――そのような生活を送るとストレスがたまりませんか?

溜まります(笑)これも自分を知るに繋がることですが、いかにしてストレスを溜めないかは重要です。僕は夜型にすると夜勉強しなければならないのに実際できない。それがストレスになるので敢えて夜型はやめて夜は寝ました。

 

福田さん3――それでもやはり楽な方へ行こうとはしませんか?また、ライバルはいましたか?

ライバルは自分自身です。自分に負けそうになることはしょっちゅうでした。 1か月に1回は「俺はこんなことをしていて報われるのか、このまましていて何になるのか」などと思ってしまうこともありました。俗にいうスランプです。

 

――そんな時はどのようにして解決なさったのですか?

大抵疲れている時に弱気になります。疲れているということは寝不足なんですね。ですから、寝ました。寝てすっきりして朝起き、再び机に向かっていました。規則正しい生活なので、風邪も引いた記憶がありません。弱気になるのは勉強が乗ってくると思わなくなりましたので、そういう意味でも1年目は大変でした。

 

――休日の昼間の勉強中、眠くなった時はどのように対処されましたか。

あえてぼーっとしました。これが僕の気分転換でした。勉強のことは何も考えない。これで初心に戻れました。あとは、15分で良いので寝てしまう。起きられない時は30分寝ました。 すると頭もすっきりしてその後の効率がとても良かったです。

 

――他には工夫なさっていた点はありますか?

井ノ川先生の精神論にとても救われた話をしましたが、自分の机の前に想いを紙に書いて貼って気持ちが揺らがないようにしました。

あとは、眠くなってしまうので眠くならない工夫もしました。食べ過ぎない、ということです。常に腹七分目でした。

 

――そもそも勉強はどちらでなさいましたか?

仕事をしていたので、家でできるリズムをつくろう、と思い家のテーブルでしていました。

テレビもある時期から全く見ず、食事も外食で、勉強とお風呂と寝ることしか家ではしていなかったので殺風景な家でしたよ。

 

――するとプライベートは?

彼女はいましたが、ほとんど会っていません。月一回の彼女との外食が唯一の息抜きでした。

メールも2週間に一度返すか返さないか、電話もほとんどしていません。

(※その後めでたく我慢強い彼女様は奥様になられます)

結婚式の思い出VTRで当時の様子を妻が、「見守るしかなかった」と言っていました。

そういうスタンスで接してくれていたようです。

 

――クリスマスなども会えないのですか。

はい。元旦やクリスマスも普通の一日と思うようにしていました。

 

――では、ひたすら勉強の毎日ですね。

ただ、二年目以降は、試験が終わってから合格発表までの3か月間は自分を解放していました。

おぼろげな知識は絶対に忘れるので、それもバロメーターにしていたところがあります。

意味のある空白期間です。

 

――そのような生活で、答練の点数などはいかがでしたか?

勉強1年目は、5点・10点は当たり前でした。「それでもいいから来続けろ」と先生に言われたのでとりあえずICOに行き続けました。するとだんだんと点数が取れるようになり、1年後には確実に力がついているのが自分でもわかりました。

 

――勉強方法で工夫された点などありましたか?今はオーディオブックなどが盛んにもてはやされています。それによる会計士のための勉強についてどうお考えですか?

当時も、監査基準などをテープに吹き込んで覚えるなど流行していましたが全然だめでしたね。

時間の無駄だと思います。

僕は「読んで、見て、諳(そら)んじて言えるかな」という思いで基準書を読みまくりました。ですので、今でも、あの基準のあの辺にあんなことが書いてあったなと思いだせます。五感で定着させるのが結局早い、楽な道はないですよね。

 

公認会計士試験受験生活を振り返って

 

――受験中は非常にストイックと思える生活ですが、振り返っていかがですか?

不思議と、とても苦しかった、あの生活には戻りたくないという印象はないんですよね。

今の僕があるのは本当にICOと当時の生活あってこそだと思います。

 

福田 素裕さんの1日の学習スケジュール

 

福田 素裕さんの平日の1日のスケジュール

 

  行動 ポイント
04:00~05:30 起床+布団の中でごろごろ+コーヒーを淹れる

・起床時間は前夜に体調等で決めていました。

・朝が弱く、起床後布団の中に15~20分いました。

05:30~08:00 答練①+解説①

・コーヒーを1・2口飲んだら勉強開始です。

・答練1時間、解説はじっくりと取り組んでいました。

08:00~08:30 規準書+身支度  
08:30~09:00 バス通勤

・バス車内では規準書等を読んでいました。

09:00~12:00 仕事 ・朝食は職場にてカロリーメイトを食べていました。食べすぎると頭の回転が悪くなるからです。
12:00~13:00 お昼休憩 ・15分間はお弁当、45分間は規準書を読んだり答練解説を見たりしていました。場所は公園や喫茶店など同僚の目につかない場所です。これが一番苦労しました。
13:00~20:00 仕事 ・残業は日によってまちまちですが自分でコントロールできます。
20:00~21:30 バス帰宅+定食屋で夕食

・バス車内では規準書等を読んでいました。

・眠くならないように食事量は腹七分目でした。

21:30~22:30 帰宅→勉強机に向かう→お風呂に入る

・帰宅後勉強出来たらそれはご褒美と思っていました。

・22:30には寝ていました。

・お風呂に入ると寝てしまうので寝る直前に入りました。

22:30~04:00 睡眠 ・布団に入るときも勉強をしていたので勉強をしている夢をよくみました。

 

↓当時の合格祝賀会の写真↓

福田さん4福田さん3

 

ICOスタッフ所感

卒業後、お久しぶりにお会いした福田さんは合格当時の熱く爽やかなまま、印象はそのままのお姿でした。

合格当時のお話で、特に印象的だったのは「ソフトバンクのお父さん犬」のエピソードです。

福田さんは、合格時の世の中の流行やテレビやニュースを全く知りませんでした。周りの皆の話題についていかれなかったとおっしゃっていました。勉強しかしていなかったからです。

これは、時期こそ違いますが、井ノ川校長の受験時代のお話と同じものでした。

時代は違えど、国家三大難関資格ですね。

公認会計士試験受験時代、自由時間など全くなく、彼女とのデートもなく、リフレッシュといえばぼーっとすることだったとおっしゃる福田さん。それでも福田さんは、受験時代を、「とても苦しかった、戻りたくない、とは不思議と思わないんです」と振り返ります。

一見すると、ものすごくいばらの道にも見えます。しかし、福田さんは自分の手で合格を、夢をつかみました。人生のリベンジを果たしたのです。強く強く思い続ければ、叶わない夢などありません。

ICOが謳う「公認会計士試験は誰でもうかる試験です」を立証してくださった受講生のおひとりです。

今でも、職場の同僚の皆さんとの飲み会などでICOの話題となり、「そんな熱い先生いるんだな~」といった話で盛り上がるとのこと。今でもお役に立てて光栄です。

この福田さんのインタビューが、広く受験生の皆さまのお役に立てますよう願って止みません。

ご活躍の福田さんの卒業校の名に恥じないよう、ICOライセンススクールも背筋を正して更に邁進していきたく思います。

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